4月4日付 ATPランキング
最新のATPランキングが発表された。先週はマイアミオープン開催中だった為、ランキングの発表はなく、2週間ぶりの更新となった。
マイアミオープンの結果次第では、メドベージェフ(ロシア)が再び1位に返り咲く事が出来たのだが、その為に必要なベスト4まであと一歩の準々決勝で敗退したため、ジョコビッチ(セルビア)が1位を守った形となった。トップ10でいうと、マイアミオープンベスト8のズべレフ(ドイツ)がナダル(スペイン)を抜き3位へ。今大会には出場していなかったナダルが4位となった。そして準優勝のルード(ノルウェー)が7位へ浮上。ルブレフ(ロシア)が8位となった。今回ベスト4に残るも、前年覇者のフルカチュ(ポーランド)が10位から14位へと落ち、その代わりノリー(イギリス)が2つランクを上げ10位とトップ10に入った。
今大会で優勝を果たしたアルカラス(スペイン)は、5つランクを上げ11位となり自己ベストを更新。18歳でありながら一気にトップ10へと上り詰めようとしている。素晴らしい才能の持ち主である。
そして今大会ベスト4まで勝ち残ったF・セルンドロ(アルゼンチン)が52ランクを上げ、100位圏外から一気に51位へと浮上。アルゼンチン勢の中でもシュワルツマン(16位)、デルボニス(35位)に次ぐ3番手となり、今後の活躍にも大いに期待したいところである。
そんなわけでトップ10は以下の通り。
1位 ジョコビッチ(セルビア) 8420pt
2位 メドベージェフ(ロシア) 8410pt
3位 ズべレフ(ドイツ) 7195pt
4位 ナダル(スペイン) 7115pt
5位 チチパス(ギリシャ) 5980pt
6位 ベレッティーニ(イタリア) 4945pt
7位 ルード(ノルウェー) 4380pt
8位 ルブレフ(ロシア) 4375pt
9位 オジェ アリアシム(カナダ) 3625pt
10位 ノリー(イギリス) 3440pt
日本勢では、今回のマイアミオープンで前年よりいい成績を残した西岡良仁とダニエル太郎がそれぞれ順位を上げ、西岡良仁が89位、ダニエル太郎が104位となった。
日本勢トップ5は以下の通り。
54位 錦織圭 975pt
89位 西岡良仁 756pt
104位 ダニエル太郎 667pt
243位 杉田祐一 219pt
252位 添田豪 213pt
今後は、モンテカルロマスターズを始め、クレーコートシーズンとなる。ハードコートとは戦い方も異なってくるが、各選手の素晴らしいプレーに期待したい。