ロジャー・フェデラー

テニスと言えばフェデラーと言ってもいいぐらい、テニス界の顔となっているロジャー・フェデラーが引退した。2022年9月15日に公表され、引退の舞台に選んだのは9月23〜25日に開催されたレーバー・カップ2022。 盟友ナダルとペアを組んでのダブルスだった。フェデラー引退のニュースはまだまだ聞きたくなかったが、フェデラー本人が選択した事なので、受け入れるしかない。悲しい事実ではあるが、この事について思いつくままにとりとめもなく、書いてみようと思う。

フェデラーの事をいつから知っていたのかは、今となっては定かではないが、おそらくはテニスの試合をよく観るようになる前からそういう選手がいるという事はスポーツニュースなどで目にしていたのではないかと思う。そして、テニスに注目するようになって、自分でもやるようになってからはフェデラーは憧れの選手となった。実際のところ、テニスにハマりだしたきっかけはフェデラーではなく、錦織圭だった。彼が日本人選手として世界ランクをどんどんと上げていき、ついにはトップ10(自己ベストは4位)までいくわけだが、そうやってランキングを上げていくにつれて、メディアでも取り上げられる事が増え、テニスの試合を中継してくれる事も増えていった。そうしてテニスを観ていたらやりたくなり、やってみたら面白くてどんどんとハマっていった。

自分でやりだしてからいろんな選手を観るようになったが、やはりフェデラーは別格でカッコよかった。流れるようなプレーとよく言われるが、本当にその通りで全てのショットがスムーズにフェデラーの手にするラケットから放たれていく。中でも、片手バックハンドのショットは僕が1番好きなショットだ。僕自身、バックハンドを片手にするか両手にするか選択する時に、振りやすいという理由で片手にしたわけだけど、それからはフェデラーの片手バックハンドを参考にしている。現状は、プロの中では両手バックハンドの選手の方が多く、片手バックハンドは少数派なのだが、そんな片手バックハンドの選手の中でも、フェデラーが1番カッコいいと思う。

全てのプレーを参考にしてきたわけだけど、引退してしまった今、新たなプレーが見られないというのは、本当に残念である。てな事を、引退して1年経ってようやく記事として投稿出来る。フェデラーがいないテニス界というものに慣れてきてしまったなという思い、若手が台頭してきてランキング上位の顔ぶれもだいぶ変わったなという現状、だけどフェデラーの代わりに推せる選手がいないなという悲しさ、いろんな事を思いながら今のテニス界を見ている。

やはり、フェデラーは唯一無二の存在なのだ!

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