国旗が消えた

シングルスランキング228

これは、ATPのサイトで見れる男子シングルスランキングの上位9名部分をスクリーンショットしたもの。

注目して欲しいのは、1位 メドベージェフと6位 ルブレフの名前の左側。他の選手には表示されている国旗が消えているのである。これは、先日ATP(男子プロテニス協会)、WTA(女子テニス協会)、ITF(国際テニス連盟)が出した共同声明の中にあった制裁措置によるものと思われる。その制裁措置を以下に記載します。

・ATPとWTAの理事会は今年10月にモスクワで開催予定だった男女共催大会の延期を決定

・ITF理事会はロシアテニス連盟(RTF)と(ロシアの侵攻を支援した)ベラルーシテニス連盟(BTF)のメンバーシップを一時停止し、追って通知があるまでITFの国際チーム戦への出場を取り消す事を決定(既にITFは、ロシアとベラルーシにおける全てのITF大会の無期限中止を決定済み)

現時点でロシアとベラルーシの選手はグランドスラム大会を含む国際大会に参加出来るが、追って通知があるまで国籍や国旗を使用する事は出来ない

国旗が消えているのは、太字にした制裁措置によると思われるが、こういう事になってしまうとは…100位以内で言うと、もちろん他のロシア選手(22位のカラツェフ、25位のハチャノフ)やベラルーシの43位 イバシュカも国旗の表記は無くなっている。

選手に罪はない。そんな事はもちろん分かっている。だけれども、そうやってロシアという国に圧力をかけないといけないほど、事態は深刻なのだ。今や全世界の人が関心を寄せている、ロシアによるウクライナへの侵攻。国際、政治、ビジネスなど様々な問題からさらに広がって、私の大好きなテニスを含むスポーツ全体へと影響を及ぼしている。侵攻の終わりがいつになるのか想像出来ないけど、無関心にだけはならないようにしようと思っている。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です