BNPパリバオープンのここまで

現在、アメリカ・インディアンウェルズで開催中のBNPパリバオープン(ATP1000、ハードコート)。日本勢を含め、ここまでを振り返る。

まずは日本勢。西岡良仁とダニエル太郎の2人が予選から挑み、ダニエル太郎は予選突破して本戦入りしたが、西岡良仁は2勝すれば本戦入り出来る予選の2試合目で敗退。ジョコビッチの欠場によりラッキールーザーの枠があったが、それには選ばれず、BNPパリバオープンは予選敗退となった。

本戦入りしたダニエル太郎は、1回戦で元世界1位のマリー(イギリス)と対戦。1セット目を6-1で取っていいスタートを切ったが、その後は2−6、4−6と逆転負けで1回戦敗退となった。ダニエル太郎は今年3度目のマリーとの対戦だった。マリーとは2016年のデビスカップで1度対戦しただけだったのに、今年だけで既に3度対戦する事になるとは…対戦の縁というものは不思議だなと思わされる。

ダニエル太郎に勝利したマリーは、この勝利でツアー通算700勝の快挙を達成する事となった。これは、フェデラー(スイス)、ナダル(スペイン)、ジョコビッチ(セルビア)に続く史上4人目の快挙である。2回戦は、A・ブブリク(カザフスタン)と対戦予定。701勝目なるか。

シード上位勢では、第2シードだったジョコビッチはアメリカへの入国が認められず欠場となったが、第1シードのメドベージェフ(ロシア)、第4シードのナダル、第5シードのチチパス(ギリシャ)、第8シードのルード(ノルウェー)は、順当に3回戦へと駒を進めている。第3シードのズべレフ(ドイツ)、第6シードのベレッティーニ(イタリア)、第7シードのルブレフ(ロシア)、彼らの2回戦は明日以降の予定。

私のお気に入りのシャポバロフ(カナダ)も、2回戦でダビドビッチ フォキナ(スペイン)を4-6、6-4、6-2の逆転勝ちで3回戦進出。先日、注目株として挙げたアルカラス(スペイン)もマクドナルド(アメリカ)を6-3、6-3のストレートで下し3回戦進出している。

明日以降も、1回戦を免除されたシード勢の出てくる2回戦が続く。ジョコビッチ不在の中、優勝争いがどうなるのか、注目していきたい。

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